2011年1月3日月曜日

神仏習合の日本文化

一陽来福、今年も神仏にお参りをすることから年始の生活が始まりました。我家では家内のお母様が信心の篤い方で法名「淳誉明信一燈大姉」になられてから三十一年間毎年暮れに夜9時に家を出発して柴又の帝釈天題経寺へ旧年のお礼参りと除夜の鐘を撞き住職の法話を拝聴しお屠蘇を頂きます。柴又といえば寅さんの故郷、高木屋で葛餅と易経の本年度運命宝鑑を購入して次のお参り先の赤坂豊川稲荷神社に。ところで、今年の干支は辛卯。活力ある社会への道筋は平坦でなく、地殻変動の続く厳しい年が続く様があります。お稲荷様は狐が神のお使いとする馮心依する心霊振興で農業漁業商業神として産業全般にご利益があるとされ、庶民に広く浸透した様です。赤坂の虎屋菓子店にて年始廻りの羊羹を購入するのも習いです。老舗に入ると何となく落ち着きと安心感を感じるのも何か信仰に通ずるものを体得します。
朝の4時帰路につき地元の鶴瀬下鶴馬氷川神社に奉納参拝して朝を迎えます。帰宅してまず国旗を掲揚して、日本の國の安全と皇室の弥栄を感謝し、先祖の仏壇に線香をあげお祈りをさせて頂きます。正月の門松にもみな粗霊神の分霊を考えて良いと柳田国男も云っています。
柴又帝釈天は庚申信仰と日蓮宗、豊川稲荷は稲穂と狐の神霊信仰と道元の曹洞宗、いづれにしても日本國は八百万の神と祖先に守られた仏との神仏習合の和の文化に感謝し、この一年を安心、平和、幸福の社会であることを祈念して、年始めとします。合掌